北海道大病院は、関節リウマチなどで破壊された手首の関節の治療に活用する国内初の人工手関節を開発し、来年春に病院で実用化すると発表した。
関節リウマチは指や膝の関節内で炎症が起き、骨に痛みや変形が生じる。北大病院によると、関節リウマチの患者は手術により金属で関節を固定し、痛みの軽減を図るが、手首を動かせず不便を強いられる。海外メーカーの人工手関節は緩みなどの不具合が起き、脱臼の恐れもあるという。
臨床試験で破壊された関節に人工手関節を取り付け、痛みを取り除いた上で手首の動作を改善できたという。
ペンでものを書いたり、箸を使って食事をしたりといった細かい動作ができるようになると生きる活力が出ます。リウマチで悩んでいる方はとてもうれしいのではないでしょうか。
早く実用化されるのが楽しみです。