特に妊娠中の女性は、注意が必要です。
妊婦さんの歯周炎を妊娠性歯肉炎といいますが、妊娠中の女性が歯周病にかかると、早産や低体重児が生まれる危険度が7.5倍に上がります。
これはお酒やタバコによって低体重児が生まれる危険度を優に超える数字で、生まれてきた赤ちゃんが障害や病気になるリスクも高まります。
それを避けるために口内ケアはとても重要です。
しかし、妊婦さんの体質によっては、つわりがひどくて歯ブラシを口に入れるだけでも気持ち悪くなってしまう方がいます。
そんな方は、しっかりと歯を磨けずに歯周病を呼び込んでしまいますよね?
どうすればいいでしょうか。
対策として、
●水でうがい
●カモミールやルイボスティなどの無糖のノンカフェイン茶を飲む
●顎の下にある唾液腺を刺激して、唾液の分泌を促す
●体調の良い時には歯を磨くようにする
など、負担のないような方法で口の中のケアをするとよいでしょう。
口の中の健康は未来の子供にまで影響してしまうことを考えると、しっかりと口の中をケアしたいものですね。