厚生労働省は、平成25~34年度の10年間にわたる国民の健康づくり計画「健康日本21」で定めた、肥満度や生活習慣に関する数値目標の達成状況を公表しました。
全53項目のうち介護を受けたり、寝たきりになったりせずに日常生活を送れる「健康寿命」など約6割で改善がみられたが、メタボリック症候群の人数など横ばいの項目もありました。
近く中間報告書をまとめ、残りの期間での目標達成を目指すそうです。
メタボリック症候群の該当者と予備軍は、計画策定時の約1400万人から約1412万人とやや増加。体格指数(BMI)が25以上の「肥満」の人の割合も、20~60代男性では31・2%から32・4%と微増していた。
肥満傾向の子どもは、小学5年生を見ると、男子4・60%、女子3・39%から、男子4・55%、女子3・75%とあまり変わっていなかった。