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むしばはどのようにしてできるの
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● 歯の条件(質、形、歯並びなど)
● 細菌(むしばに関与する微生物)
● 食品(微生物の栄養源になりやすい砂糖など)
● 時間(微生物が活動して歯を溶かす時間)

上記の四つの条件が関わり合って発生します。 つまり予防はこれらの要件をなくすようにすればよいのです。

(1) 歯の条件
→今のところ生えている歯を、確実に歯を強化できるのは、フッ素しかありません。歯の形などは遺伝的なものも大きく関わっていますので個人差がありますがむしばのなり易さを診断してもらって磨き方を工夫することができます。歯並びも歯列矯正などが必要なこともあります。きれいに並び替えることもできますのでまずは相談してみてください。
→生える前の歯、特に乳歯は妊娠中に作られます。妊娠されている方は体調を整え、栄養バランスの良い食生活をしてください。

(2) 細菌
→口の中にはたくさんの細菌がいます。むしばの原因菌は出産の時に感染し、さらに周囲の人から感染していきます。増やさないためには食事と歯磨きで歯から洗い流しましょう。

(3) 食品
→砂糖類を多く食べるとむしばの原因菌がふえてむしばになりやすくなります。糖質は発育に必要で生体にとってエネルギー源ですが、糖分の補給と味覚は別のものです。バランスのとれた食事で充分に糖質は補えます。

(4) 時間
→むしば菌が食べかすを分解し酸を作り、歯を溶かすのです。歯に食べかすがついている時間をできるだけ短くするように心がけましょう。

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