定期受診している糖尿病患者でも、網膜症や腎症など合併症の早期発見のための検査受診率は低いことが分かりました。複数の健康保険組合加入者(約57万人)の診療報酬明細書の匿名化データから、平成22年度に受診していた糖尿病患者約7500人を抽出し翌年度の診療内容を調べた。すると、診療ガイドラインが推奨する年1回の網膜症検査は飲み薬を処方された患者の36%しか受けておらず、尿中物質検査は15%とさらに低かった。20~50代男性の受診率の低さが目立っています。
長く楽しく人生を謳歌するためにも、是非検査は受診してください。