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歯の病気と遺伝
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歯の病気も遺伝に左右される一面を持っています。
特に虫歯、歯周病、歯並びは遺伝の影響が少なくありません。

虫歯は口の中の細菌によって作られるのですが、その細菌が葉の表面にくっつくために必要な、唾液中のある物質の性状は遺伝的に違いがあることが知られています。
また唾液の中には免疫物質が含まれていますが、これも遺伝的影響を受けます。
歯並びが遺伝的影響を受けることは一般にも知られています。
特に下あごの骨が頭に対して大きいという問題は、かみ合わせや顎の機能によってしばしばマイナスに働きますが、これは遺伝によるものです。
犬歯外側に飛び出した八重歯や、がたがたの歯並び(叢生)などは遺伝的影響を受けにくいようです。
歯の大きさや形は遺伝的に決まるものですが顎の大きさや形は生まれてから後の顎の使い方力のかかり方によって変わります。
歯並びで気になる方、親が虫歯が多いので遺伝的に歯が弱いと思っている方、もし心配であれば歯医者さんに診てもらいましょう。

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