中南米を中心に流行するジカ熱が国内で広がるのを防ぐため、厚生労働省は31日、虫よけスプレーの使用や水たまりの除去といった対策の普及啓発を進めるよう全国の都道府県などに通知した。ウイルスを媒介する蚊が国内で活発になる時期を前に政府は6月を「夏の蚊対策広報強化月間」に位置付け、対策の徹底を図る。
厚労省は、公募で最優秀賞を受賞した「身支度の 仕上げに虫よけ ジカ防止」といった標語をチラシに活用。蚊の発生源となる水たまりをなくすため、公園や学校、寺社などの施設管理者向けのチラシも作った。自治体だけでなく公共交通機関、学校、企業などからも啓発を進めてもらう方針だ。
国内ではまだ海外に渡航した方がジカ熱に感染をしているにとどまっていますが、いつ日本にジカ熱を媒介した蚊が入ってくるかわからない状態です。
行政や公共機関も啓もう活動をすることしかできませんので、やはり自分のことは自分で守らないといけません。