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内臓脂肪
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お腹内面や内臓は薄い半透明な膜(腹膜)に覆われていますが、その膜の表面につくのが内臓脂肪です。内臓脂肪は「余剰エネルギーの倉庫」であり、脂肪細胞の1つひとつにエネルギー源となる中性脂肪(トリグリセリド)が蓄積されます。脂肪細胞は体の中に通常300億個くらいあり、1つひとつは小さなイクラのような形をしていますが、中性脂肪が過剰に増えれば3倍もの体積に膨らみます。腹部の脂肪細胞が肥大した状態が、腹部肥満(内臓脂肪型肥満)です。

また、脂肪細胞からは、様々な生理活性物質(ホルモンに類似した物質)が分泌されています。脂肪細胞が肥大すると分泌物質のバランスが乱れ、血圧や血糖値、血液中の脂質に悪影響を及ぼした結果、生活習慣病を引き起こします。

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