障害者の法定雇用率を達成した佐賀県内の企業の割合(6月1日現在)が71・3%(全国平均47・2%)に上り、5年連続で全国1位となった。国の障害者雇用促進策を背景に、県内企業の雇用は昨年より100人以上増加。達成企業が全国で唯一7割を超えた。佐賀労働局は「働きたい障害者と、人手不足に悩む企業のニーズもかみあった」としている。
障害者雇用促進法では、公的機関や従業員50人以上の民間企業に対し、常時雇用している従業員の一定割合(法定雇用率=民間企業は2・0%)以上の障害者(短時間勤務は0・5人換算)を雇うよう義務づけている。
同労働局によると、県内の対象は534企業で、このうち454企業が昨年より134人多い2137人を雇用。法定雇用率の達成割合も昨年より4・9ポイント上昇した。対象企業の従業員に占める障害者の割合は、これまでで最高の2・37%(全国平均1・88%)に達した。
京都府のデータも見てみたいですね。