Scroll Top
祇園祭
blogso1

祇園祭は、都に疫病が流行った800年代に、神泉苑で疫神を鎮める御霊会(ごりょうえ)を行ったのが始まりです。
全国の国の数を表わす66本の矛を立て、その矛に諸国の悪霊を移すことで穢れを祓いました。
これが祇園祭の起源だそうです。
疫神を鎮め、慰撫するために矛は山鉾の風流へと変貌していきます。疫神は死者の荒ぶる魂と考えられていたので、風流なお囃子や踊りで慰めようとしました。これが華やかな山鉾巡行へと発展していったと考えられます。

お勉強はこれくらいにして、
鴨川に灯影を落す納涼床で、鱧を食べながらよく冷えたビールをぐいっと流し込むと、もうこれですっかりお祭り気分ですね。
祇園祭には鱧祭の異名もあり、脂ののった鱧はお祭りのご馳走に欠かせません。京都ならではのおいしいものを食べて鉾町を廻るのも、祇園祭の楽しみ方のひとつです。

また、この時期限定のお菓子などもあります。
困ったものです。

今年の7月は京都へ来てみませんか。

Related Posts