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インプラント技工
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インプラントは骨の中に埋め込む「インプラント体」とその上に被せる「上部構造」、さらにその2つをつなぐ「アバットメント」の3つのパーツから構成されます。歯科技工士は上部構造の設計や作製でその能力を発揮しています。

インプラントの中で実際に“歯”の代わりを果たす上部構造は、形や色のみならず、歯の重要な働きである噛むという機能も天然歯と同様に再現させなければなりません。
もし上部構造の噛み合わせに不備があれば、それはインプラントが早期に抜け落ちたり、グラついたりする原因になります。

歯科医師がどんなに精巧な治療を行ったとしても、最後に装着する上部構造の精度によっては、その治療のすべてが台無しとなってしまうおそれもあるのです。
そのうえで歯科技工士には、単に天然歯の色や形を“真似る”のではなく、科学的な根拠に基づいた専門知識と、それらに裏付けられた精密な技術が必要になります。

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