「忙しい朝は、パンとコーヒーだけ」という方は多いでしょう。また、若い世代では、朝食を摂らない人も増えています。しかし、不眠で悩む人にとっては、朝こそ良質なタンパク質を摂ることが大切です。
肉や魚、乳製品、大豆製品など、タンパク質が豊富な食材には、トリプトファンというアミノ酸が多く含まれています。トリプトファンは、体内で体内時計を調節しているメラトニンやストレス反応を和らげる神経系にかかわるセロトニンに変換されます。朝食にタンパク質を摂ることで、トリプトファンをチャージしてストレスマネジメントのセルフケアを実行したという前向きな気持ちになり、毎日の睡眠にもよい影響を与えてくれるというわけです。