化学メーカー「三星化学工業」の福井市の染料工場において従業員7人が相次いでぼうこうがんを発症した問題で、福井労働基準監督署は21日、作業で使った化学物質「オルト-トルイジン」が発症の原因になったとして7人の労災を認め、医療費の支給を決めた。オルト-トルイジンを原因物質とするぼうこうがんの労災認定は初めてだそうでうす。
7人は40~70代の男性で、福井市の染料工場でオルト-トルイジンを他の化学物質と反応させて染料のもとを作る作業に従事していました。厚生労働省の検討会は「オルト-トルイジンを使った作業に10年以上従事し、作業から10年以上経過して発症した場合、オルト-トルイジンに起因するぼうこうがんの可能性が高い」と結論づけた。
労災が認定されてよかったですね。
好きな仕事をして病気にかかってしまうのはとてもさみしく、つらいことだと思います。