世界保健機関(WHO)は19日、2016年版の「世界保健統計」を発表、15年の男女合わせた日本の平均寿命は83・7歳で、データが得られた国の中で首位を維持した。日本は20年以上連続で首位をキープしている。
男女合わせた世界の平均寿命は71・4歳で、WHOによると00年から5歳延びた。女性は73・8歳、男性は69・1歳だった。
男女別では、日本の女性の平均寿命が86・8歳と首位だったが、男性は80・5歳で、首位のスイス(81・3歳)をはじめアイスランド(81・2歳)、オーストラリア(80・9歳)などを下回り6位だった。
このデータは平均寿命です。
生きている人の年齢の平均です。
ですから胃ろうや延命治療を受けている方も含まれます。
欧米では延命治療を受けない方も多いとされているため、平均寿命は低いデータとなります。
平均寿命よりもやはり今は、健康寿命ではないでしょうか。
健康寿命とは、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のことです。
健康寿命が長くなければ、いくら平均寿命が長くとも、ただベットで寝ているだけの生活です。
あ、ちなみにですが、
世界188カ国の2013年の「健康寿命」を調べたところ、日本が1位だったとする調査結果を米ワシントン大(西部ワシントン州)などの研究チームが英医学誌ランセットで発表しています。
こちらも日本がトップです。