外食や加工食品が中心の食生活、大量の飲酒や夜遅くに食事を摂るなど乱れた食習慣を続けていると、血液中に糖やコレステロール、中性脂肪が増えたり、高血圧が進行したりして動脈硬化のリスクが高まります。
動脈硬化がさらに進行すると血管が弾力性を失って劣化し、心疾患や脳梗塞、脳卒中などの重篤な病気を引き起こす原因となります。そして、脳血管障害によって脳の血流が妨げられることにより、脳血管性認知症を発症する場合もあります。
生活習慣病は突然発症することはありません。長年の悪しき生活習慣の積み重ねによって発症するため、症状が現れにくく病気を深刻化させてしまいがちです。一度、普段の食事や生活習慣を見直し、少しずつ改善していくようにしましょう。