メキシコ保健省は11日までに、豚インフルエンザウイルスに起因するH1N1型インフルによる死者が昨秋以降140人に上ったと発表。感染者は2408人という。
このほかにH3N2型の感染が2309人で死者が24人、B型の感染が960人で死者が10人、A型の感染が238人で死者が1人と公表。インフルエンザへの感染者数は前年同時期と比べて125%増え、H1N1型の致死率が他の型と比べて高いことを示した。
H1N1型は2009年4月以降、メキシコから世界に拡大し、1万8千人以上が死亡。世界保健機関(WHO)が同年6月に世界的大流行を宣言し、10年8月に終息宣言が出された。
日本人の食生活はこの 50 年余りで大きく変化しています。
1960年には1人1年当たりの食肉(牛肉・豚肉・鶏肉)供給量はわずかに3・5kgでしたが、2013年はその 10 倍の 30 kgとなりました。一方、日本人の主食である米は115kgから 57 kgに、魚介類は 28 kg(2001年には 40 kgまで増加)から 27 kgにとそれぞれ減少しています(図1)。日本人は従来魚を好んで食べていましたが、食の欧米化が進んでいることから、食肉をより多く消費するようになりました。
年齢階層別で見ると、 60 ~ 69 歳の肉類摂取は、2003年との比較で 34 %増の 77 g、 70 歳以上では同 39 %増の 63 gと総計の伸び率が 16 %増であるのに対し、いずれも高い伸びを示しています。高齢化が進む中で、国民の健康への関心は益々高まっており、食肉は高齢者にとって、重要なタンパク源として認識されていることが伺えます。
(農畜産業振興機構のホームページより)